【 あかりつくり 】 WITCHCRAFT AKARI WORKS

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わたしのあかりのしごとに興味をもってくださいましてありがとうございます。

ここでは自分のあかりの造形のことについてすこしお話したいとおもいます。

 

『あかり』ときくとイサムノグチのような行燈を想像される方も多いとおもいますが

わたしの造形は粘土を基にした独自の方法をとっていて(のちのちブログで触れていきますが)

紙も楮のものではなく特殊な紙をつかっているので

カタチはだいぶ自由なものを造ることができます。

 

 

原料の主になっているものは吉野紙という漆の濾し紙です。

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極薄くて引張りにも強く光の透過に優れている。

この紙が最高にわたしのあかりには適しているのでずっと使わせてもらっています。

(父が漆の塗師なのでいろんな和紙を試した末に一番身近にあった紙が最高だったというわけなんです)

この吉野紙は、その昔は楮の手漉きの和紙が主流だったんですが、

今はセルロース再生繊維というものを機械で漉いた『新吉野紙』というものがおおく使われています。

わたしのあかりもこの新吉野紙から出来ております。

この繊維は人絹(じんけん)とも呼ばれており、

使っている感触としても和紙というよりはシルクに近いような感じです。

原料が絹糸のような風情なので繭のようなやわらかいカタチ、皮膚のような肌合い、やんわりとしたやさいいひかりを生むのに適しているんですね。

まさに繭あかりのための紙!!でありますね。(ほんとは漆職人さんのための紙。。)

 

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あかり専門に制作するようになったきっかけは

大学時代のインテリアの授業での『一枚の和紙から灯りをつくる』という課題でした。

自分で工夫して一生懸命つくったものに光が灯ったとき

それまであじわったことのないよろこびがありました。

もとから和紙のあかりには惹かれるものがあったんですが

そうしたよろこび体験が根底にあったのが

あかりつくりをやっていこうとおもった理由なんだとおもいます。

はじめてから数年は今のやり方にたどり着くまで試行錯誤の連続でありましたが、

いろんなものをヒントに自分なりの造形の方法を開拓していった日々があってこその今なんだとおもっています。

そしてこれからもより自分のきもちにしっくりとくるものがつくれるように

ゆっくりではありますが自分の創作は進んでいくのだとおもいます。

 

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『自分の好きなカタチをやわらかい繭のような光でつくりたい』

これがわたしの制作動機です。

 

そのカタチが想像を広げてくれるものであったり

やさしいひかりにこころがやすらいだり

あかりがあることで

いろいろなひととの情緒のつながりを感じられたらいいなぁというのが願いです。

 

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あかりの展示、販売は主に個展を通しておこなっております。

制作にとても時間がかかるものなので1年に一回、がんばって2回というところですが。

2009年には9月にさいたま市の方で開催する予定です。

またブログでも展示情報や制作風景などお伝えしていこうとおもっています。

 

あかりの作品についてなど、なにか質問やご意見ございましたら

メールフォームの方からお便りくださいませ。

 

 

 

 


コメント(2)

ジュン :

想像の羽を縦横無尽に伸ばして、創作してください。素敵ですよ。

まゆむし :

素敵なコメントありがとうございます!

のびのび自由な創作をモットーに

夢のあるあかりをつくっていきたいです。

がんばります!!

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