雨の苔寺

 

 

なんだか梅雨入りしたとたんに雨がふんなくなったような気のする今日このごろですが

先日、「近くにありながら一度もいったことのない」という亭主の希望にて

苔寺を拝観してまいりました。わたしは実に一年ぶり。

折りしもその日は朝から雨。。絶好の苔寺日和じゃ~。 

 

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              楓の種子の赤い色づき。

 

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               まるでガラスのよう。蓮の葉に溜まる雨。。

 

 

じめっと薄暗いようなこんな季節こそ、サイコーに日本の苔や緑がうつくしいときだなぁっておもったりします。

 

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苔寺ってたてもののことはあんまし語られませんが、本堂けっこうカッコいいんですよね。

中は撮影禁止なので撮れませんでしたが、堂本印象のいかした襖もありました。

この日ももちろん写経が義務でありましたがその辺はちゃちゃっとね^^;

 

でも、お寺って、訪れる季節や自分の心境によっても

ぜんぜん感じ方やみたいところがちがってくるんだなぁっていうのがおもしろいですね。

 

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         池眺めるためにつくっちゃったんだなぁ。この庵。数奇屋っていうのもおもしろそう。

 

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帰り際こんな看板が立っていまして、

読んでみると川端康成が苔寺へ来たときに想ったことが書かれておりました。

これ読んで、旦那とふたりでど~なんでしょ??と結構悩んでしまいました。

確かに、わたしたちはなんで寺とか見に行きたいっておもうんですかねぇ。。

そこの空気にきもちが落ち着く、とか、いろいろあるけど、

ふだん家で落ち着いてるとことはちがう部分が落ち着いてる感じだよなぁ~とか。

ただ古いもんが好きだから見たいとおもってるというわけでもないなぁ。とかね。

ま~理由はよくわからんです。

そしてまだまだわからんままにただよっていたい。。

 

そんなことをおもった雨の苔寺でした。

キョーミのある方は目をこらして看板読んでみてくださいね^^