ルリタテハ

 

こんにちは~。やす兵衛です。

 

今回はタテハチョウのなかまの

「ルリタテハ」と言うチョウチョを

レポートしてみようと思いまーす。。

 

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 ケムシ型のイモムシなのですが、

なかなかユーモアのある形をしています。

(苦手な方はご注意ください。)

 

 

昨年、嫁はん親方が植物店で見かけて

「面白いイモ虫がいたよ~ん。」

と教えてくれたやつらなのですが。

  

ルリタテハ.jpg

 最初、見たときはこの「トゲトゲのイガイガ」にとっても驚きました。

カミナリ様みたいな、触れたら感電しそうな容姿。

何でこんな風になったんだろう。。ふしぎ。

 (見た目は攻撃的なトゲですが、触っても無害です。

ちくっとしますが、かぶれはしません。)

 

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 一度はこのヤンチャな奴らを

この手で育ててみたいと願っておりました。

それで、先月ワタクシの実家で「ホトトギス」を株分けしてもらおうと

庭を物色していたら、なんとすでに終齢の幼虫がいたのです!

 

 

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 葉っぱをたくさん食べて二匹仲良く前蛹に。

アゲハチョウと違っておしりだけで吊り下がります。

「し」とか「J」みたいにぶらーんと。

名づけてJJブラザーズ。 

 

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 蛹になるときには「トゲトゲ」を脱いでさようなら。

幼虫だっていつまでも尖ってばっかりはいられないゼ。

 

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 実は今回、6匹ほどまとめて育ててみました。

なんだか洞窟のコーモリみたい。

 

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  そして、待ちに待った羽化!

おおっ出てきた出てきた。 

 

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 そと側はとても地味で、親方いわく、

「焼き魚の表面みたい」だそうです。 

 

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 でも内側はほらっ!

「ルリタテハ」という名前に恥じない美しさ・・。  

 

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 外に放してやると元気に飛び立っていきました。

白いラインが飛んでいくときになんとも綺麗です。

 

「タテハチョウ」も面白い奴らがいますねー。

 また他に愉快なやつらが見つかったらレポートしまーす。

 

 

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追伸。

 

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毎年恒例、

アゲハの芋虫たちも元気に育ってま~す。

このオーソドックスなナミアゲハの終齢幼虫は

やっぱり大好きです。