【 あかりつくり 】 原型育成中
「一体この照明は何でできているんですか?」
というような質問をよくいただくんですね。
わたしのあかりは吉野紙という紙を主原料にしてつくられています。
とてもうすいその吉野紙を幾重にも貼り重ねていくことで
硬くて光の透過性のある肌合いをもった素材になってゆきます。
今制作中(写真)のものが
粘土でこしらえているあかりのカタチの原型(雄型)です。
簡単に言えばこのカタチに紙をはって固めて、
もとの粘土の中身を取り出して殻にして、
そこに光が入り、あかりになる。
ということです。
いってみたら今やっている粘土の工程というのは、
最後にはなくなってしまうところなんですね。
この奇特なる粘土たち
もすこしいい具合に育ったら原型として完成であります。
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